2009年7月8日水曜日

よろずのことは、月観るにこそ


東京の自宅マンションの窓からも、年に何回か素敵な月が眺められるコトもある。
なんていうだろう、モチロン満月は一年に12回やってくるけど趣がね・・・
低い薄い雲が早く動いているコトからも分かるけど、風も心地良い夜。

兼好法師の「この出だしは何だっけ・・・」と読み返してみると(二十一段)
「月、花はいうまでもないが、風は、特に、人間に興趣を感じる心を催させるもののようだ。・・・」(安良岡康作氏訳)とも書いてある。
何度も読んだつもりだったんだけど「こんなコト言っていたっけ?おお!」ってちょっとウレシイ気分。

あなたも風派でしたか。